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吾勝 常勲
Radiochem.Radioanal.Lett., 19(1), p.25 - 32, 1974/01
アルファ放射性雑廃液から、Pu、Amを回収した。溶液をCa(OH)またはNaOHでアルカリ性にして、Pu、Amの水酸化物をつくる。上澄液はアルカリ性のまま、うすいFeCl溶液を加えることによって、除染する。一方スラリー状で得た沈殿をとかして、硝酸塩溶液から、Pu、AmをDBPまたはTBPで抽出する。約130lの廃液から8gのPu、130mgのAmを得た。回収率は約85%であった。またアルカリ上澄液は~10Ci/lに除染することができた。
吾勝 常勲
Radiochem.Radioanal.Lett., 19(1), p.33 - 42, 1974/01
アルファ放射性雑廃液から、PuおよびAmを回収した。廃液中のPuはPu(III)、Pu(VI)、Pu(VI)で存在する。Pu、Amを水酸化物として沈殿させるとき、トレーサー量のPuが上澄に残る。アルカリ溶液にHOを加えるとただちにPu(VI)はPu(IV)に還元され、Pu(III)はPu(IV)に酸化される。同溶液の中で、Pu(IV)はうすいFeCl溶液を加えることによって、水酸化鉄と共沈する。したがって廃液をアルカリ性にしたのち、HO、FeCl溶液を加える方法で、Pu、Amを沈殿として固定する。約90lの廃液から、90%以上の収率で、6gのPu、12mgのAmを回収した。また上澄溶液の放射能は~3C;/lであった。